骨を意識して動くと体にとって一番いい結果が得られるらしい
YOLO 編集部
- 2019年05月13日
ヨガでフォーカスすべきはずばり「骨」!
ヨガのポーズを取る時に「形の美しさ」が気になる人も多いのではないでしょうか。
しかし、ポーズで大切なのは美しい形ではなく「骨を動かす」という本質的な意識です。骨を動かす、といっても実際に骨を動かすのは筋肉。筋肉は関節にまたがってついているため、骨を動かす意識を持つと、一つの筋肉だけを意識するよりも、多くの筋肉が同時に連動し、正しく動くというわけです。
また、骨を動かすと深層筋にアプローチしやすくなります。骨に一番近い筋肉は深層筋なので、骨を意識して動かせば同時にこの深層筋が動くことになり、体の内側から熱を作ることができます。
体の内側から熱を作れれば冷えが解消されたり、腰痛や肩こりなどの不調予防にも。もちろんキュッと全身が引き締まり、シェイプアップ効果も得られるでしょう。
姿勢は骨で保つ
脊椎動物である私達の姿勢は骨が基準になっています。自然なS字カーブは見事に重力に対応し、足裏アーチは衝撃を吸収します。生まれながらに私達は体を守るすべを備えているのです。
これを一番いい状態にキープできるのが筋肉です。重力に負けないように姿勢を整えるためにある深層筋は、一番重要な位置で骨の理想の位置に整えています。骨と深層筋は相乗効果で体を整え、守っているのです。
いろいろな動きをする時に骨を意識して動くことは、力みもなくなり、効率的に動け、底力なるものも出しやすくなる、人にとってとてもいいことばかりなのです。
骨で動くこと。トレーニングやヨガのクラスで体感してみて下さい。
ライター:幸雅子
参考:『ヨガのきほん』/「ヨガに解剖生理が必要なワケ」
監修:町田光明/理学療法士、ヨガ講師、健康運動指導士、介護予防運動指導員。ヨガをライフワークにヨガセッションや解剖学講師として、トップアスリートから芸能人、障がい者(児)まで全国で指導。
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