
水にも料理との相性がある?!フードと水のマリアージュを楽しもう

YOLO 編集部
- 2019年08月06日
メニューに合わせてお水を選ぶ
お肉料理には赤ワイン、魚料理には日本酒…と、食事のメニューに合わせてお酒を選ぶように、お水にも相性がいいメニューがあります。それぞれのお水の特徴を活かしつつ、食事とお水のベストコンビネーションを、アクアソムリエの山中亜希さんに伺いました。
軽食の時は中硬水~硬水
「なにかとバタついてしまう朝や、食事時間を確保するのが難しいほど忙しい日は、パンとコーヒーという軽食になりがちですよね。そんな時は、お水でミネラルを補給しましょう。カルシウムとマグネシウムを多く含む中硬水~硬水を取り入れるだけでも、栄養バランスがグッとよくなります」
バランスがいい和食の時は軟水
「バランスがいい和食を食べる時は、ミネラルを補給するというより素材の味を引き立たせるという意味で軟水がおすすめです。野菜や海藻にはミネラルが含まれているので、水からミネラルを摂取しようと考えなくてもいいですし、軟水なら繊細な味の邪魔になる心配がありません。」
ヘビー級メニューの時は炭酸水
「お肉料理や揚げ物など、油を多く使っている、味がしっかりしているというへビーなメニューを食べた後に、胃が重たいと感じたことがあると思います。それは消化吸収に時間がかかってしまっている証拠なので、そんな時は炭酸水を取り入れてみてください。腸を刺激して消化吸収をサポートしてくれます」
監修:山中亜希
2004年にイタリアにて、日本人初のアクアソムリエ資格を取得。アクアソムリエ認定スクール「アクアデミア」を開校し、校長に就任。
取材・文:木川誠子
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