彼とのベッドタイムを盛り上げる上に「すっきりボディ」になるエクササイズ!
YOLO 編集部
- 2019年06月12日
Index
なぜ?どうして?を確認
少し前に、「べたーっと開脚」ブームが起こりましたね。
ここでちょっと考えてみましょう。歩くこと、走ること、座ることや立ち上がることなど、日常の生活を振り返ると、実は股関節の<縦方向>の動きがメイン。横方向にはあまり使われることがありません。
言い方を変えると、「日常においてはそれほど重要な所作ではない」ということになるのかもしれません。
だからこそ開脚にはちょっとしたコツや訓練を要するのですが、それよりもまず、
「どうして?」
「なぜ、開脚の練習をしたいの?」
を、明らかにしておくことがいいと思います。ダイエットでもボディメイクでも、大切なのは【目標】(ゴール)ではなくて【目的】(理由)だからです。
目的が明確であれば、目標はその後で自然と定まってきますからね。
そしてまず大切なのは、「べたーっと開脚できなくても、いいんだよ」ということを心にとどめておくこと。無理をしてカラダを痛めてしまっては、本末転倒です。
股関節は軟らかいほうがやっぱりいい?
今日の主題になりますが、股関節。やはり、硬いよりは軟らかいほうがいいのかもしれません。でも、股関節が硬いとか軟らかいといった話に、明確な基準ってありますか?
例えば、ヨガのポーズで、開脚前屈のポーズってあります。その基本形はいわゆる「べたーっと開脚前屈」。では基本形の通りでなかったら「股関節が硬い」のかと言えば、そういう話でもないでしょう。
目指したいのは、形で見せるのではなく「よく動く」、「フレキシブルな股関節」だからです。
股関節がフレキシブルだといいことがある?
では、股関節がフレキシブルだとなぜいいのでしょうか?
01:立ち居振る舞いがスマートに
歩く、走る、しゃがむ…など、基本的な日常の動作がスムーズなので、印象もスマート。関節が動きにくいと、筋肉を使ってその動きをカバーしようとするので、ボディラインを崩す原因にもなりかねません。
02:カラダの負担を軽減させる
01でお話した内容に付随しますが、股関節の動きが少ないと、腰や背中、肩まで負荷がかかりやすくなります。肩コリ、背中の痛みやだるさが気になる方は、股関節の動きをチェックしてみるといいかもしれません。
03:お腹スッキリ!につながる
股関節の動きが、腸への刺激へとつながることをご存じでしょうか?お通じがイマイチ、なんとなくスッキリしない、ガスがたまりやすい…など、思い当たる方はぜひ、股関節の動きを意識してみましょう。
04:彼とのラブタイムがもっと盛り上がる
考えるまでもないことかもしれません!いろいろ体勢を変えるにあたり、フレキシブルな股関節があればバリエーションも増えますね〜。
股関節の可動性を引き出すエクササイズ
では具体的に、股関節の可動性を引き出す方法をご紹介します。
【寝そべってシンプル開脚】
①お尻を壁にぴったりつけて仰向けになり、両脚はそろえて壁に沿わせて上げる(ヒザが伸びれば伸ばし、キツい場合には軽く緩めてもOK。お尻はきちんと壁につけて)。
②ゆったり呼吸をしながら、両脚を徐々に開いてゆく。脚の重みを感じながら無理のない範囲で。この時、余裕があれば足首を外回しにしながら開いてみると、さらに◎。
③もう開かないな…という場所まで来たら、その場で30秒キープ。力は抜いてラクに。
④閉じる時は努めてゆっくりと。最後に両ヒザを抱えて丸くなり、余韻を感じる。
【仰向けで脚回し】
①両脚をそろえて仰向けになり、右ヒザを立てる。
②外側に倒し、そこからヒザを伸ばす。
③なるべく低い位置をはうように、右脚を下から左方向へ半周ほど回す。
④もう上がらない!という位置に来たら、ヒザを曲げながらお腹の上へ戻す。以下、②~④を3~5回ほど繰り返す。
⑤逆回転を、また同じ回数繰り返す。
⑥再び両脚をそろえて下ろしたら、左ヒザを立てて、②~⑤を右側と同じ回数行う。
いかがでしたか?
無理に負荷をかけることなく、可動性を引き出すという発想です。軟らかさを追求するものではありませんが、より、ご自身の体にとってプラスになってくれることでしょう。
目指すのは<しなやか>という感覚。ぜひ、目的を明らかにした上で、エクササイズを上手に取り入れて下さいね。
KIE(よしずみ きえ)
YOGA surya主宰、ヨガインストラクター。通常のスタジオレッスンの他、プライベートレッスン、イベントレッスンや動画講座などで活動中。また自身も、美と健康の追究に情熱を燃やす。
- Brand :
- YOLO
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。