水をイメージして体をなめらかに動かして心身のクールダウン
YOLO 編集部
- 2019年07月22日
夏は熱を冷まして穏やかな気持ちに
強い日差しが照りつける夏は、太陽の光にエネルギーを吸い取られ体力が弱まる時期。特に、高温多湿な日本の夏は、抵抗力や消化力が落ちてしまいがちです。消化器系に負担がかかると、骨盤にはねじれや左右差が出てきます。
そんな季節をうまく過ごすポイントは「クールダウン」。辛いものを食べすぎたり、感情的に口論をしたりと、熱くなりがちな心身を静めていきましょう。炎天下など暑いところにいると心身に熱がこもってしまうので、十分な休息を。
柔らかな動きで理想の骨盤をキープする「水礼拝」
今回ご紹介するのは「水礼拝」。しなやかで柔らかな動きを続けるのがポイントです。柔軟性のあるねじりのポーズは、消化器系に適度な刺激を与えてくれます。肩甲骨を意識して優しく動けば、相関反射で骨盤のねじれに働きかけることができます。
1:安定した姿勢で座り、両手のひらを合わせる、心を落ち着けて、体の内側に意識を集中。
2:手のひらを下に向けて指を組み、ヒジを外側に突き出す。縁を描くように上半身を揺らす。
3:しなやかな揺れを続けながら指をほどき、両手で頭上に円を作って、さらに左右に揺れる。
4:頭の後ろで指を組み、息を吐きながら体を丸め、ヒジとヒジを合わせるようにする。
5:息を吸いながら少しずつ両ヒジを広げていき、胸を開いてしっかりと背中を反らせる。
6:組んだ手指をほどき、ワキ腹を広げるようにして、体を右側に倒す。左手はまっすぐ頭上へ。左側も行う。
7:座ったままの姿勢で左脚を伸ばし、揺れながらその上に上体を下ろしていく。息を吐きながら行う。
8:左脚を曲げ、右太ももの上にヒザが来るように交差させる。両腕は柔らかく曲線を描くよう動かす。
9:左カカトを体に引き寄せて、右脚は前方に伸ばして座る。背筋を伸ばして両手を上げ、視線も上に。
10:少しずつ上体を右側に向ける。両手は直線的に伸ばすのではなく、力を抜きヒジを軽く曲げる。
11:伸ばしていた右脚を戻し、上体を左右に揺らす。腕は脱力し、ヒジを軽く曲げ柔らかな印象に。
12:上半身を前に曲げていき、手のひらを上にしてヒジを床に着ける。顔は床に向けておく。
13:左脚をまっすぐ伸ばし、その上に上体を持っていく。両腕とともに体側を伸ばすようにする。
14:手をお腹に添え、1秒に1回、お腹を背中に打ちつけるように息を吐く。可能な回数行う。
15:手脚を投げ出して仰向けになり、全身の力を抜き休息する。
なめらかな動きが大事。試してみて。
ライター:幸雅子
出典:『骨盤セルフケア』/「季節ごとの体質に合わせて骨盤にアプローチする方法」
監修:西川眞知子/アーユルヴェーダ・ヨーガ研究家。日本ナチュラルヒーリングセンター代表。日本アーユルヴェーダ協会理事。独自の手法で、アーユルヴェーダとヨーガを現代の日本に生かす研究と活動を続けている。
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