季節や時間に食べるもの…すべてに性質がある!?アーユルヴェーダの話
YOLO 編集部
- 2020年05月18日
アーユルヴェーダで冷えない体を作ろう
アーユルヴェーダでは、私達人間はもちろん、季節や時間、食べるものなどにも性質(ドーシャ)があると考えます。その組み合わせの知恵で、ありがちな不調を乗り越えることができるのです。
冷えない体を作るためには、食べる時間が大事。アーユルヴェーダにおいては、春はカパ(地)、夏はピッタ(火)、秋冬をヴァータ(風)と分けますが、一日の時間もドーシャで分けます。午前も午後も、2時から6時がヴァータ。6時から10時がカパ、10時から2時がピッタの時間帯です。食事をする上で一番大切なのは、しっかりと消化できる時間に食べ、寝る時には消化を終わらせておくことです。
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白湯の効果とその飲み方
アーユルヴェーダ的に毎朝飲んでほしいもの。それは白湯です。体を温め、消化力をアップしてくれる効果があります。
白湯が体にいい理由は、水を火で沸かすことで三つの性質のバランスが取れるから。水にはカパの性質があります。その水を火にかけて沸騰させるのでピッタの要素が加わります。さらに、火は風がないと燃えないのでヴァータの要素も加わり、三つの性質のバランスがよくなるのです。
ポイントは、やかんや鍋のフタを開けた状態で10分以上沸かすこと。10分というのは、カルキが完全に抜ける目安の時間。カパ体質の人は熱いまま飲んでOKですが、ピッタ体質の人はしっかりと冷ましてからにしましょう。そして、ヴァータ体質の人は適温で飲むようにしてください。
文:幸雅子
出典:『Yogini』vol.61/「アーユルヴェーダの食養生」
監修:Kazuya(富岡和也)/アーユルヴェーダセラピスト・栄養士・Natural Lifestyle代表・RYT認定ヨガインストラクター。KIJ認定クシマクロビオティックフードコーディネーター。
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