Brand

  • YOLO
  • ランドネ
  • BiCYCLE CLUB
  • NALU
  • 楽園ゴルフ
  • RUNNING style
  • MY LIFE RECIPE
  • Yogini
  • トリコガイド

悩める女子サーファーいらっしゃい!ノーズライディングとは?|サーフィン講座

その巧みなテクニックにファンの多いプロロングボーダーの島尻裕子さんが、毎回女性サーファーをゲストに迎え、ライディングに関するお悩みを解決するこの企画。記念すべき連載第1回目のテーマは、憧れのノーズライディングのノウハウを伝授してもらいます。

「悩める女子サーファー
いらっしゃい!」
記事一覧を見る

スタイルのあるサーフィンにさらに磨きをかけるには!?

ゲスト:TINA
モデル。ファッション雑誌や広告他、さまざまなメディアで活躍。イギリスと日本のハーフでもある彼女は、その抜群のスタイルを活かしたサーフィンで、多くの人を虜に。

島尻 ティナのサーフィンは、とてもスタイルがあってライン取りもきれい。本当は、あんまりアドバイスすることもないけど(笑)、その技術はどこで学んだの?

ティナ 実は独学なの。サーフィンのDVDを見たり、好きなサーファーのライディングを研究したり…。

島尻 そうなんだ。まだ始めて6年だよね? それでこのスタイルはさすがだなあ。サーフィンの勘がとても良さそう。

ティナ ありがとう。今回は、初めて人に教えてもらえるから、とても楽しみにしてた! ノーズライディングをしたいんだけど、なかなか先端に足を運べなくて。どうしたら成功するのかな?

島尻 ライディングをいくつか見させてもらったけど、ウォーキングする時にボードの中心を歩いているよね。しかも、ティナの場合はライディングの途中で、意図的にパラレルスタンスにしている時もあるから、そのままノーズへ向かうと重心が左右にぶれてしまいがち。レールを少し波側に入れた状態で、クロスステップするといいと思う。

ティナ なるほど!

島尻 ちなみに、ボードの先端に向かって足を運ぶ時に、たいていは中心を目指していても外側に向かってしまいがちなんだよね。だから、最先端よりやや波側を目指して歩くと、結果的にレールも波に食い込み、成功率も高くなるよ。

ティナ へえ、ウォーキングポジションでそんなに変わるんだ。

島尻 ティナのウォーキングはすでにきれいだけどね。あとは腰からリードすることを意識するのもいいかもしれない。ノーズライディングの時は、前へ前へと意識が行ってしまって、足が先に出ちゃうけど、腰から進むことを意識すると自ずと後ろ足もついてくる。これができると最後にノーズへ足をかけるのも簡単だよ!

ティナ なるほどね。他にも私のサーフィンで気になることはある?

島尻 ライディングはスタイリッシュで申し分ないけど、もしアップデートするなら、一本の波をきれいにまとめ上げるイメージを持つといいかも。今は少しボードにブレを感じるので、それを解消して、きれいなプルアウトで終わらせるのはどうかな?

ティナ プルアウトって意外と難しいよね。

島尻 特にバックサイドの場合はね。ターンも同様だけど、身体を行きたい方向にリードする時は、首だけではなく、胸も意識するのがおすすめ。手でリードする時には、実は胸が全然開いてないことも多いから、腕から大きく振るイメージだと上半身もついてくるよ。

ティナ だね! さっき実は海の中でも教えてもらって、すぐに実践してみた。今日はいろんなアドバイスをもらったから、自分が大きく変わった気がする!

今月のお悩み「ノーズライディングを成功させたい」

「スタンスと向かう先への意識を変えると成功するかも!」

ターンをしてレールを波に食い込ませたら、足先ではなく、「2」のように腰から身体を前に誘導。目線はノーズ先だが、身体はボード中心ではなく、やや波側に向けて重心を落とすと成功率もUP!

手足の長さを活かしたティナの美しいライディング。全身の力も抜け、とてもスタイリッシュだが、ノーズまではあと一歩!

ティーチャー
島尻裕子

千葉北をホームブレイクとするプロロングボーダー。どんなボードも自在に乗りこなすテクニックは、学ぶべき要素も多数。大網白里に自身のショップ「BONS casa de verano」を構える。

 

「悩める女子サーファーいらっしゃい!」はこちらから。

「悩める女子サーファー
いらっしゃい!」
記事一覧を見る

Share

Profile

NALU 編集部

NALU 編集部

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

NALU 編集部の記事一覧

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

NALU 編集部の記事一覧

No more pages to load