ファイトケミカルの魔法で抗酸化&デトックスしよう!
YOLO 編集部
- 2024年01月22日
食物が自らつくりだす機能性成分ファイトケミカル
病気から体を守り、健康寿命を延ばす魔法の成分が食材に含まれるのがファイトケミカル。「Phyto」=「植物」、「Chemical」=「化学成分」を組み合わせた用語で、植物が自らつくりだすことのできる機能性成分を指します。
大きくカロテノイド類、ポリフェノール類のふたつに分類され、主としてガンを予防したり免疫力を向上させたりと、体の機能を整える作用をもっています。
体のエネルギー源となるたんぱく質、脂質、炭水化物を総称して「三大栄養素」、そこにビタミンとミネラルを加えたものを「五大栄養素」、さらに食物繊維を加えたものを「六大栄養素」と呼びます。ここにはファイトケミカルは含まれておらず、つまり人の生命維持に必ずしも必要な栄養素ではありません。
しかし、健康的な体を維持するために必須の栄養素で、いわば「第七の栄養素」なのです。
アンチエイジング作用&デトックス作用で美しさが溢れだす
ほとんどのファイトケミカルは、強力な抗酸化作用をもち、ガンや動脈硬化の原因となる活性酸素が増殖するのを抑制してくれます。β-カロテンやポリフェノールを含む食材がガンや病気の予防に効くといわれているのはこのためです。病気の予防以外にも血行を良くしたり、目の健康を維持したりと抗酸化作用がもたらす恩恵はさまざまです。
ファイトケミカルの主な効果としては、
・抗酸化作用
・抗ガン作用
・生活習慣病予防
・アンチエイジング作用
・デトックス作用
があります。
色でファイトケミカルをもつ食材を選択することもでき、色素成分の分類では「赤・緑・黄・白・茶」の5色になります。大まかではありますが、効果もそれぞれ異なるので、食材を選ぶ際の手がかりになります。
毎日の食卓では、1色にかたよらず5色がバランス良く並ぶようにしましょう。また、食材は基本的に色が濃いほど栄養価も高い傾向にあるので、色の濃淡にも注目して選びましょう♪
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監修:星野春香
1992年生まれ。管理栄養士。主催の料理教室「For Love Kitchen」は即日満員になるほどの人気。またテレビ東京「ガイアの夜明け」への出演や、コールドプレスジュース専門店「EJ JUICE & SOUP」や「PIZZA & CAFFEなポリス」の商品開発にも携わるなど、幅広く活躍している。
出典:『色と食材の食事術』、監修/星野春香(管理栄養士)
ライター:YOLO編集部
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