しっかり振って20ヤードUP！“飛ばない”理由と“飛ばし”のコツを教えます！

ドライバーショットが飛ばないとお悩みの女性ゴルファーのために、高橋友希子コーチのスペシャル“飛距離UP”レッスンをお届け。最後まで気持ち良く振り抜けば、もっと遠くへ飛ばせます！

飛距離をあきらめない！

ドライバーショットが飛ばない原因は様々ですが、女性の場合はクラブを速く振れないケースが多いと感じます。もちろん、男性よりパワーが劣るのはありますが、自分のマックスのヘッドスピードでクラブを振っている女性ゴルファーは少ないですね。つまり、クラブを速く振るコツさえつかんでしまえば、大幅な飛距離アップも夢ではありません。

そのためにお勧めしたいのが素振りです。練習場でボールを打つ前に、このページで紹介している2種類の素振りをぜひやってみてください。「ハーフショット連続素振り」は、体全体を使ってリズミカルにクラブを振る練習です。腕や体に余計な力が入っているとスムーズに振れないので、腕の力に頼らずにクラブを走らせる感覚が身に付きます。

もう一方の「ヘッドさかさま素振り」は、ドライバーのヘッド側を持って行う練習法です。ヘッド側を持つと先端（グリップエンド）が軽くなるので、通常よりも速く「ビュン！」と振るスイングを体感できます。どちらも簡単にできますので、練習の前やラウンドの前にぜひ取り入れてください。

飛距離アップに“効果絶大”の素振りを紹介します

ハーフショット連続素振り

スタンスを肩幅程度に広げ、手元の高さが腰から腰ぐらいの振り幅でクラブを振ったら、動きを止めることなくフォローからトップへと逆に振る動きを繰り返します。体や腕に余計な力が入っているとスムーズに振れません。リズム良く振ることで、体を使ったスイングが身につきます。

ヘッドさかさま素振り

ドライバーを上下逆さまにして、ヘッド側のシャフト部分を持ってクラブを振ります。すると、普通にスイングするよりもクラブを速く振れるはずです。振った時の「ビュン！」という風切り音が、ボール位置よりも先のフォロー側で鳴るようにすると、最大限の効果が得られます。

クラブを速く振るための4つのポイント

フルショットを打つ前に小さな振り幅で打とう

クラブを速く振るためには、スイング軸がブレないことが重要になります。そこで取り入れてほしいのが、ハーフショットで球を打つ練習です。ハーフショットを打つ練習は、飛距離アップだけでなく、ミート率アップにも大きな効果があるので積極的に取り入れてください。

フルショットを打つ前に小さな振り幅で打とう。【しっかり振って20ヤードUP！ レッスン1】

2020年08月20日

腰が落ちないようにしっかり前傾して構えよう

ボールを遠くへ飛ばすためには、バランスの良いアドレスが不可欠です。スタンスは肩幅よりも少し広めにして、ボールは左ワキの真下にセットします。体重配分は左右均等で、どちらかの足に偏らないようにしてください。

腰が落ちないようにしっかり前傾して構えよう！【しっかり振って20ヤードUP！ レッスン2】

2020年08月20日

コンパクトなトップでパワーをためよう

クラブをしっかり振ってヘッドスピードを上げるためには、トップでしっかりとパワーをためる必要があります。クラブを大きく振り上げすぎたり、左右に大きく体が動いてしまうと、力が逃げてしまうので注意してください。

コンパクトなトップでパワーをためよう【しっかり振って20ヤードUP！ レッスン3】

2020年08月20日

最後まで振り切ることでヘッドスピードアップ！

しっかりボールに当てようという意識が強く働くと、ヘッドが加速しないのでボールが飛びません。ミスショットを怖がらずに、シャフトが背中にくっつくまで振り切りましょう。

最後まで振り切ることでヘッドスピードアップ！【しっかり振って20ヤードUP！ レッスン4】

2020年08月20日

教えてくれたのは、高橋友希子コーチ

埼玉県出身。関東ジュニア優勝、世界ジュニア2位などの実績をもつ。レッスンを受けたい方は、千葉県の市川駅前ゴルフクラブや東京都のドライビングレンジ日比谷へ。