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【ヘッドスタンドへの道】①その逆「ターダーサナ」はできてますか?

難しいポーズこそ急がば回れ

ヨガをしていると言うと、ヨガをしていない友人から「頭で立てちゃうの?」などと聞かれることがあるのでは。 手首〜ひじでサポートしながら頭で立つヘッドスタンディング「シールシャーサナ」はかなりインパクト大な、ヨガを代名するポーズの一つ。たが故に、マスターしたいと心勇んでしまうが、頭を支点のひとつにすることを考えれば、安全性を確保することが最重要。

そのポイントはどこにある? プロップスを用いて体の機能を引き出しながらポーズにアプローチしていくアイアンガーヨガに基本を学んでみよう。

 

頭立ちは足立ちの逆

柳生先生の師・アイアンガー先生によれば「シールシャーサナは何も特別なことをしているわけではない」。ターダーサナがきちんとできていれば、シールシャーサナはそれを逆転させたものにすぎないという。ならば、足で立つターダーサナをまずはおさらい。

 

ターダーサナはすべての原点

立位ポーズの基本、ターダーサナ。まっすぐ立つだけと思ったら大間違いで、柳生先生も「ターダーサナにはすべてのエッセンスが凝縮されている。とても繊細な意識を持たなければポジショニングもキープも難しい」と言うほど奥が深い。

現代人には特に難しいポーズ

人類も元は動物。二本の足でまっすぐ立つことは、常に動いている本来の姿勢よりも困難らしい。加えて現代は、ヒール靴で歩くことによりつま先に体重がかかって反り腰になる女性が増えているし、スマホに依存するあまり猫背がちの人が多い。だからこそ、シンプルに直立するにも練習が必要。

 

ターダーサナの入り方

  1. 両足のかかとをつけて足の内側を合わせる。手を腰に置き、左右の骨盤の高さを揃える。つま先を上げてかかとに体重をかける。
  2. 足指をしっかり開きマットに下ろし、マットを踏み締めるようにして足裏全体に均等に体重をかける。足裏に車の四輪があるようなイメージ。
  3. 膝を軽く曲げてから太モモを引き上げるようにして膝を伸ばしていく。そけい部(脚の付け根)を十分に伸ばし、尾骨を引き入れてお尻を軽く引き締める。
  4. 肩を後ろに回し下ろしたら、背骨を伸ばし、左右の肩甲骨を引き寄せるようにして胸を開く。胸の間の胸骨を引き上げるようにする。
  5. 腕は体側に、手のひらを足のほうに向ける。頭頂部が上に引っ張られているようなイメージ。体の中央に軸を感じ、上下に引っ張られるような意識で。アゴは軽く引いて視線はまっすぐ前を見る。指先まで繊細な感覚を研ぎ澄ませて、正姿勢。

 

プロップスによる補助練習

正姿勢が落ち着かない場合は、プロップスを使用した補助練習を取り入れよう。脚がグラグラするなら、モモの内側にブリック挟み、モモの皮膚を内側に巻き込むよう意識。土台となる下半身の安定を身につけることが大事。また、上半身がうまく立たないと感じたら、両つま先をブリックにのせてターダーサナ姿勢をとってみる。尾骨が内側に入りそけい部が伸びることで、背骨もまっすぐ伸びていく。

 

体の軸は心の安定にも

ターダーサナで得られるのは体の軸。足で床を踏み締める力と、頭が上に向かって引っ張られるように伸びる力が拮抗し、体の中心となる軸を意識できるようになっていく。その軸が全体のバランスを整えて心にも安定感が生まれたら、シールシャーサナへのチャレンジもしやすくなる!

 

監修:柳生直子

やぎゅうなおこ。’80年、日本人で初めてインドのプーナでアイアンガーヨガを学ぶ。その後もB.K.S.アイアンガー師の元、ヨガ指導者として研鑽を積む。上級指導員(Senior Instructor)正式資格取得。日本アイアンガーヨガ協会の設立に尽力し、後進の育成に力を注いでいる。

 

Text:内池朋子

女性誌編集者を経てRYT200を取得。ヨガやアロマテラピーなどを取り入れた心地よいライフスタイルを発信。

 

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大嶋朋子

編集デスク

大嶋朋子

株式会社Lotus8編集統括マネージャー。心理カウンセリング、傾聴を学び、判断基準を「ヨガの八支則」のヤマ・ニヤマにおいて、日々、女性の心と体について知識を深めている。

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