成果を上げて認められたい…。職場で思うようにいかない状態を改善するには?【アーユルヴェーダで人間関係改善】
YOLO 編集部
- 2018年12月08日
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アーユルヴェーダには三つのタイプがある
長い時間を過ごす職場での人間関係。いろいろトラブルが起こりがちですね。アーユルヴェーダの知恵を借りて、軽やかに日々を過ごしましょう。アーユルヴェーダとは、健康で幸せな人生を過ごすための知恵を授けてくれる、インド伝統の生命科学。広大で深淵な知恵の集大成から「人間関係の悩みをほぐすヒント」を紹介します。
その元になるのが、ドーシャと呼ばれる自分のタイプ。大きく三つあり、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)と分かれています。自分自身や相手のドーシャ傾向を知るには、「アーユルヴェーダでわかる人間関係改善術」https://yolo.style/li_or181008004/ を見て下さいね。
では、今回は、職場での人間関係をよりよくしていくための、人とのつき合い方を見てみましょう。
成果を上げて認められたい!
Q1 職場で自分が浮いているような気がします…。成果を上げて、認められたいのですが…。
相談者/ヴァータ傾向の人(ヴァータが強くなっている人)
ヴァータ傾向が強い今のあなたは、コミュニケーション不足が不安の種になることがあります。あれこれ自分の頭の中ばかりで考えすぎず、ミーティングや会食など、顔を合わせての会話を増やしてみて。ヨガや瞑想をして、自分で自分を落ち着けるスベを身に着けると、心や脳の疲労が減り、忍耐力もつくでしょう。そうすれば、脳のキャパシティに余裕が生まれ、地に足を着けてものごとを進められるように。次第に仕事がはかどり、成果も上がり、自分に自信がわいてくるでしょう。
ウワサ話で時間を取られる
Q2 ウワサ好き、おしゃべり好きな同僚に時間をつぶされます…。
相談者/カパ傾向の人(カパが強くなっている人) 同僚/ヴァータ傾向の人(ヴァータが強くなっている人)
その人の話を聞く時間に制限をかけましょう。例えば、自分で5分間と決めて、時間が来たら「この書類を30分後に提出しないといけないから」など、理由を伝えて終わらせましょう。カパの人やカパ傾向が強い人は、優しくのんびりした性格から、気づかぬうちに相手のペースに巻き込まれてしまうことがあります。一方ヴァータの人やヴァータ傾向が強くなっている人は、おしゃべりが大好きですが、気分は変わりやすく執着は薄い。あなたが会話を終わらせたことは、すぐに忘れてしまうのでご安心を。
上司のイライラがシンドイ
Q3 上司が高圧的でいつもイライラ。パラハラに負けて自信喪失しそうです…。
相談者/ヴァータ傾向(ヴァータが強くなっている人) 上司/ピッタ傾向(ピッタが強くなっている人)
ピッタタイプやピッタが強くなっている上司と協働する場合は、期日をしっかり守る、難問は早めに相談するなど、時間を無駄にしないテキパキした対応を心がけるのがポイント。上司のいいところ、尊敬できる部分を書き出すなどして認識し、そこに目を向けるように心をコントロールしてみて。また、上司が感情に任せて発言しているようなら、その人はヴァータ傾向が強くなっているのかも。深く考えすぎずに、聞き流す訓練をしましょう。気分転換に穏やかな音楽を聴くようにすると、心の平穏を取り戻せます。
次回は、人間関係疲れの浄化法<ベーシック>を紹介します。
ライター=青山幸代
監修
Dr.ディネッシュ・エディリシンハ&Dr.ディネシュカ・ディサナヤケ
国立コロンボ大学アーユルヴェーダ・メディスン&サージェリー卒業。スリランカにあるジェットウィングホテルズ社5か所のアーユルヴェーダ施設を統括するチーフ・ドクター&ジェットウイング・アーユルヴェーダ・パビリオンズのシニア・ドクター。
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