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【目の疲れを取りたい】眼精疲労に効くツボ

目の疲れには緊張をほぐすこと!

顔と頭にある約140個のツボ。手間もお金もかけずに手軽にセルフケアできるツボ押しは、身体と心の状態を体表に現す症状を改善してくれます。

今回は、目の疲れに効くツボをご紹介。毎日見るのに欠かせないスマートフォンはもちろん、姿勢の悪さも影響してくる眼精疲労。目の周辺や首の筋肉の緊張をほぐしてあげることが大切です。

ツボとは?詳しく知りたい人はまずこちらから!
「ツボを効果的に利用するために知っておきたいこと」

眼精疲労に効くツボ

パソコンやスマートフォンの画面を見続けることが多い現代では、日常的に感じる目の疲れ。ひどくなる前の、まめなツボ押しがカギです。

目の周辺の筋肉は緊張し、血流が悪くなることで調節機能が低下します。

①魚腰(ぎょよう)
②晴明(せいめい)
③太陽(たいよう)

直接、目元の緊張をゆるめるツボが魚腰と晴明。目が疲れたとき、無意識に指で目頭を押さえてしまう人も多いでしょう。まさしくその場所が晴明です。

さらに、太陽のツボを刺激して、こめかみ部分の緊張を取ることも大切。

④頚百労(けいひゃくろう)

姿勢の悪さなどによる首の緊張も眼精疲労の原因に。その緊張を取って血流をよくしてくれるのが頚百労です。

⑤太衝(たいしょう)

さらに、目と関係の深い「肝」に働きかける肝経の太衝も目からは遠く離れていますが、眼精疲労に効果的なツボです。

★「膀胱経」「肝経」は身体のどこを通っている?
詳しくはこちら→ツボとツボを結んでいる線は何?

【眼精疲労を解消する顔のツボ】魚腰(ぎょよう)

眉毛の真ん中、黒目の真上あたりの奇穴。眼精疲労だけでなく、近視、乱視、老眼にも効果があります。

痛みを感じやすいので、強く押し過ぎないように注意しましょう。

手をU字のかたちにし、親指と人差し指の頭を左右の眉のツボに当てて押します。デリケートな部分なので、長目に優しく押してください。

【眼精疲労に効く顔のツボ】晴明(せいめい)

目頭のやや上の鼻寄りにあるくぼみ。目の疲れ、かすみ、充血などあらゆる目の症状に効果を発揮します。

「明」は視力を改善するという意味。膀胱経のスタート地点です。

目頭のくぼみに親指と人差し指を入れて、鼻筋に向かって優しく押します。目のほうに向かって押さないように注意!

【眼精疲労に効く顔のツボ】太陽(たいよう)

こめかみのやや目尻よりのくぼみにある奇穴。老眼の予防や改善、顔のむくみ、くすみ、クマ、たるみにも効果があります。

両手の指を交差させて安定させながら、両手の親指の腹でこめかみのツボを痛気持ちいいと感じる程度に押します。

【眼精疲労に効く首のツボ】頚百労(けいひゃくろう)

首を前に曲げた時に出っ張る骨の突起から指2本分上の骨の両脇。肩こり、首のこりも緩和します。

手根と4本の指をツボのあたりに当て、つまむように刺激します。両手の4本の指の頭を使って、押してもよいでしょう。

【眼精疲労に効く足のツボ】太衝(たいしょう)

足の甲の親指と人差し指の骨が交わるあたりのくぼみ。肝機能を高め、気血の流れをスムーズにします。

親指を足の裏に置き、3本の指の頭を引っ掛けるようにツボの位置に当てて、押し込むように刺激します。

眼精疲労に効くツボを紹介しました。疲れがたまりやすい目の回りや首の緊張をゆるめることで血流をよくし、調節機能に働きかけましょう。疲れがひどくなる前に、日頃から意識するといいですね。

出典:『顔と頭のツボ押しセルフケア
監修:石垣英俊/鍼灸あん摩マッサージ指圧師、国際中医師
モデル:田島有紗

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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