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30代が老化の分かれ道!不調・老化の予防にやっておくべき「体質改善」とは【薬剤師監修】

加齢による影響を受け始める30代。50代なのに20代に見える若々しい方もいれば、まだ40代なのにおばあちゃんのような方もいらっしゃいますよね。その違いは一体何なのでしょうか?老化は、「30代の過ごし方」が大きく関係するといわれています!

30代の女性が直面する「未病」って何?

今回は、30代以降の女性の未病やアンチエイジングになるオススメの体質改善について薬剤師の浅田さんに聞きました!

30歳を過ぎると、10代や20代のころとはあきらかに体調や見た目が変わった……と感じることはありませんか?
最近注目されているのが「未病(みびょう)」です。ここでは、30代の女性の未病について詳しくご説明します。

30代以降の未病とは?

未病は、東洋医学ではまだ病気とは呼べない段階の不調を指し、「健康とも病気ともいえない状態」のことをいいます。未病は約2千年前に中国で書かれた最古の医学書「黄帝内経」の中で初めて記された言葉ですが、この医学書の中では「病気になってからではなく、病気になる前の未病の時点で治療をすることが重要」と書かれています。

そのため、未病は予防医学の原点だと考えられており、予防医学が重視されている現代医療では「未病治療」という領域がとても注目されています。とくに、30代の女性は加齢のほか、妊娠・出産育児・就職や転職・昇進などでライフステージも大きく変化する時期であるため、その疲労やストレスから未病になることが多いです。

未病の症状とは?

心身になんとなく不調を感じたら、それは未病の初期段階かもしれません。病院の検査では異常なしでも、何らかの自覚症状があるということはすでに未病になっているのです。

30代以降の女性によく見られる、未病の主な症状をご紹介します。

未病の主な症状

  • 疲れやすい
  • 疲れがとれない、だるい
  • 肩こり、頭痛、腰痛
  • めまい
  • 眠れない、眠りが浅い
  • 肌荒れ
  • 冷え症
  • むくみやすい
  • 婦人科トラブル(月経異常、重い生理痛、不妊など)

未病の原因は?

30代の女性の未病の原因は、加齢による体内の変化であることが多いです。主に血行不良や回復力・免疫力の低下が挙げられます。

その他、疲労やストレス、運動不足、食生活の乱れ、不規則な生活リズムなども原因と考えられています。

30代でやっておきたい3つの体質改善

未病は、早めにケアをして健康を取り戻すことが大切です。未病にならないためにも、未病を治して健康をキープするためにも、体質改善を目指すことをオススメします。また、未病予防をすることでアンチエイジング(老化防止)効果も期待できます。

気軽に実践できる、30代からやっておきたい体質改善を3つご紹介します。

血行をよくする

「冷えは万病のもと」という言葉があるように、体の冷えは健康の大敵です。血行が悪くなると、体内の細胞が栄養不足となり、細胞で構成されている体全体が弱まってしまいます。そのため、冷えはさまざまな不調や病気を引き起こします。

冷え改善には、以下のような方法が効果的です。

  • 毎日湯船につかる
  • 適度な運動や筋トレをする
  • 白湯や温かい飲み物を飲む
  • 体を温める作用を持つ食べ物を摂る(しょうが、シナモン、はちみつ、根菜類など)
  • 良質な睡眠をとること

これらを意識して、習慣づけていきましょう。

生活リズムを整える

不規則な生活リズムは心身の健康にさまざまな影響を及ぼし、未病の大きな原因となります。早寝早起きをする、朝起きたら日光を浴びる、1日3食同じ時間に食べる、適度な運動をするといった生活習慣を定着させて生活リズムを整えれば、心身が安定した日々を送ることができます。

食生活を意識する

若いころは暴飲暴食したり偏った食生活をしていたりしてもとくに問題なかったかもしれませんが、30代以降の食生活は心身の健康に大きな影響を及ぼします。

栄養バランスがよい食事を心がけ、野菜やキノコ類を積極的に摂り、ビタミン・ミネラルもしっかり補うように意識しましょう。足りない部分はサプリメントで補うのもオススメです。

体質改善には漢方薬もオススメ

生活習慣を変えることによる体質改善は、目に見えた効果を実感するまでには時間がかかります。スムーズかつ確実に体質改善を目指したい方は、体の内側から理想の健康を目指す漢方薬がオススメです。

病気になってから治療を行う西洋医学と異なり、漢方では古くから未病を治療するという考えがありました。中国医学の古典に「上工治未病」という言葉がありますが、これは「名医は未病を治す」という意味です。それほど予防医学が重要視されており、実際に古代から未病を治して健康を維持する目的で漢方薬が多く用いられてきたのです。

漢方薬は心と体全体のバランスを整えて根本から問題解決に働きかけるため、体質改善が目指せます。具体的には血や水分(鼻水や汗など)の不足や巡りを整え、ストレスによる気の乱れを改善することで自律神経や免疫力を向上することを目的としています。また、自然の生薬を組み合わせているため、一般的に西洋薬より副作用が少ないといわれています。

30代の女性の未病治療・体質改善にオススメの漢方薬

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

貧血気味で体が冷えている方にオススメ。血(けつ)を補い巡りをよくし、水分代謝を整え、体を温めます。月経不順や生理痛などにも用いられます。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

体力がない、胃腸の働きが弱い、疲れやすい方にオススメ。胃腸の働きを整えて気(生命エネルギー)を補います。食欲不振や疲労倦怠などに用いられます。

ただし、漢方薬はその人に最適な生薬の組み合わせでないと効果が発揮されず、逆に副作用が起きてしまうこともあります。そこで、漢方を服用する際は薬剤師などの専門家に相談し、自分に合った漢方薬を選ぶことが大切です。

最近、話題になっている「あんしん漢方」では、薬剤師などの医療チームがAIを利用し、「オンライン漢方相談」を行っています。こうした相談窓口を利用して、漢方に詳しい薬剤師に相談してみるといいでしょう。
「自分に効く漢方と出会いたい」、「お手頃価格で不調を改善したい」という方にぴったりです。

あんしん漢方

いつまでも若さと健康を保てる体を目指しましょう

30代を生き生きと過ごすために

30代は肌や体の曲がり角といわれていますが、人生の転機や新しい発見などで20代よりも楽しく感じる方がとても多い年代でもあります。そんな30代を未病に悩まされながら過ごすのはもったいないですよね。

30代を生き生きと過ごすためにも、少しでも未病と思われる症状がある方は体質から改善を目指し、若さと健康をキープしていきましょう。

監修
浅田麻希(薬剤師)

2009年に薬剤師免許を取得。有名皮膚科クリニックで研修を受けたのち、門前薬局で勤務。また、漢方専門病院にて漢方医師の指導を受けながら東洋医学の知識を深める。漢方でダイエット・妊活成功の経験あり。
現在は健康・美容や東洋医学に関する知識を活かし、薬剤師ライターとして漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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