上手に使いこなしてセルフケアしたい!ツボのわかりやすい探し方は?
YOLO 編集部
- 2022年09月05日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生に、ツボ押しできれいになる方法を教えてもらうこの連載。今回は「ツボの、わかりやすい探し方」。誰もが抱く「ホントにここがツボなの?」という疑問について、アドバイスをもらいました!
押すと“響く”場所がツボ
ツボ押しは、セルフケアができるところが魅力。ただ、実際に自分でツボを探そうとすると、どこが正しい場所なのか、なかなか確信が持てません。ツボの場所を間違って押していたらどうしよう、と思ってしまいます。
「まず、間違っても全然害はありません。ただ、ピンポイントで押せないとなるために、効果は薄くなってしまいます。ツボの写真やイラストを見ながら『ここかな』と、アタリをつけることが大事」
「アタリをつけたら、実際に押してみます。ツボが正確な位置からズレていると、押されている感覚があるものの、効いている感覚が得られにくいもの。でも、ちゃんとツボにはまれば、押すと“ズーン”という感じで“響きます”。『あ、そこそこ』という感じになるのです。実際に凹みを強く感じる場所がツボです」
ツボは左右両方押そう
体の片側には、臓器と連携して縦方向に流れる経絡がそれぞれ12本ずつあり、左右対称になっています(ツボを結ぶ気の道“経絡”についての基礎知識)。そのため、経絡上にあるツボ(経絡上にないツボもあります(知っておきたい!いろいろな効き目がある便利なツボ)も左右対称になっていまず。
「ツボは左右対称になっているので、できたら両方押すといいでしょう。面白いもので、同じ経絡でも、皆さん、左右で流れが違うんです。髪の毛でも、白髪になる部分もあれば全然白髪がない部分があったり、こちら側は抜けるけれども反対側は抜けない、ということはありますよね。同様に経絡でも、滞っている部分と滞りが少ない部分があるのです。そのため、できればツボも左右対称に押したほうがいいのです」
上手にツボを探して、効果的に押す。ツボをもっと使いこなせるようになれるといいですね。
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ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー
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