たくさんあってわからない!今の自分にぴったりのヨガの選び方 ①
YOLO 編集部
- 2023年12月11日
「ヨガを始めたいけど、種類がたくさんあるからどれがいいの?」とか、「よくわからないままにレッスンに参加してみたら想像以上にキツくて、ヨガは自分に合ってないかも⁉」なんて思う前に、ヨガの種類とその特徴をつかんで、自分の目的に合ったものを選べるといいですよね。
Index
一体何でこんなにヨガの種類が増えたの?
ヨガの誕生は、4500年ほど前のインダス文明時代までさかのぼります。
そのころのヨガは、瞑想が中心のものでヨガの悟りや高みに達するのが難しいものでした。そのため、次第にポーズや呼吸法などが開発されていったのが、ことの始まりなんだとか。
そこから今までに増え続け、その数はなんと何百、何千なんていうほど種類があるんです。そんなにあったら、何がなんだかわかりませんよね。
そこで、初めてヨガのレッスンを受ける人も、何度も受けているけれど他の種類も興味ある!っていう人も、自分にぴったりのヨガを選べるように代表的なものを説明していきたいと思います。
今回は、体質を改善したい人向けの6つのヨガをご紹介していきます。
自律神経を整えて、心と体の健康アップ!
体質改善系ヨガ
運動量はそこまで多くないけれど、アーサナ(ポーズ)や呼吸法などバランスよく構成されていて、自律神経を整え体質改善に役立つヨガの紹介。
※汗かき度が高いほど、汗をたくさんかきます。
1.【アシュタンガヨガ】汗かき度6
アシュタンガヨガの特徴は、型(ポーズ)が初めから決まっていること。
太陽礼拝(約12〜13種類くらいの複数の動きで構成されている)から始まり、最後のアーサナまで、呼吸に流れるような動きを合わせる。ダイナミックでエネルギッシュな動きが多く、パワーヨガの原点とも言われ運動量が比較的多い。
2.【ジヴァムクティヨガ】汗かき度5
1984年に考案された、ニューヨークを代表するヨガ。
ハリウッドセレブ御用達としても有名。ヨガの精神的側面を重視しているので、ヨガのスピリチュアルな部分を学び、かつ動きも活発なものがいい人に向いている。
3.【ハタヨガ】汗かき度4
現代ヨガの源流。ハ=吸う息、タ=吐く息(逆の説もあり)や、太陽と月などと言われ、陰陽のバランスを作るヨガと言われる。
呼吸に合わせてゆったりとした動きが多い。
4.【シヴァナンダヨガ】汗かき度3
2種類の呼吸法、太陽礼拝(約12〜13種類くらいの複数の動きで構成されている)、12種類のアーサナ(ポーズ)で構成されている。
一つのポーズをしっかりキープし、じっくり取り組むヨガ。現代の体を動かすヨガに比べ、癒しのヨガとも言われています。
5.【笑いヨガ】汗かき度2
ラフターヨガとも呼ばれ、1995年にインド人医師が始めたヨガ。ヨガの呼吸法に基づき笑いのエクササイズをし、笑いの効果で免疫力をつけていくというもの。
酸素をたくさん取り入れることができるので、体も心もすっきり!
6.【陰ヨガ】汗かき度1
ごく優しいポーズの一つひとつを、3〜5分キープして行う。長いキープ時間でじっくりと体を緩め、ほぐしていくヨガ。
心身ともにリラックスさせてくれます。月経中などにおすすめ。
次の「たくさんあってわからない! あなたにぴったりのヨガの選び方②」では、運動量の多い運動系ヨガの5つをご紹介します。
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ライター:北川彩
出展『Yogini』vol.40「はじめてのヨガ」
監修:綿本哲/父に綿本昇氏、弟に彰氏がいる。ヨガイベントプロデューサー
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