美BODY作りに欠かせない【代謝力】を味方にする為の生活習慣5選!
YOLO 編集部
- 2024年03月11日
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熱を生み出す力をつければ、ラン力がアップする!
ランニングを定期的にしているのに、すぐに息があがってしまい、距離をなかなか延ばせない…。さらに、ちょっと食べすぎただけでも太ってしまう…。そんな悩みをもっている人は多いのではないでしょうか?その原因は「代謝力の低下」にある可能性大です。
代謝力を左右するのが、筋肉と適度な皮下脂肪です。代謝力が高い人は熱(エネルギー)を生み出す能力が高いことが医学的に明らかになっています。その理由は、熱を生み出す器官が筋肉だからです。
そして、熱の放散を防ぐためには、断熱性の高い皮下脂肪も欠かせません。筋肉ばかりでは外気に熱を奪われる量も多くなり、エネルギーを生み出すうえで非効率です。意外かもしれませんが、ランニングに限らず、スポーツパフォーマンスを高めるうえでは皮下脂肪も重要な要素となるのです。
さらに、代謝力が低い人は、血行が悪く、全身に栄養や酸素を行き渡らせる能力が低下してしまいます。その結果、内臓や筋肉の機能は低下し、息切れ、スタミナ不足に陥りやすいのです。とくに外気が低いと、血流は滞りがちです。そこに代謝力の低下が重なると、血行不良はさらに悪化します。
また、筋肉でつくられた熱は、血流にのって全身をめぐることで体温を適正に保っています。そのため、代謝力が下がり、血流が滞ると体温が下がりやすくなり、低体温症などのリスクも高まります。
以下でご紹介する、熱を生み出し、体を温める生活習慣を実践すれば、代謝力が高まり、より長く、ラクに走ることができるようになるはずです。
熱を生み出し、体を温める生活習慣
空腹感を感じる時間をつくる
体がエネルギー不足を感じると、細胞内にあるエネルギーをつくる器官、「ミトコンドリア」が活性化してエネルギー(熱)をつくり出そうとします。軽い飢餓状態(適度な空腹感)をつくり、定期的にミトコンドリア活性化させましょう。
朝ランを行う
朝ランを行うと、少なくとも24時間は基礎代謝量が高い状態が続くことが医学的にも明らかになっています。軽いジョグ程度でもいいので、朝ランをすれば、その日は一日中代謝が高くなり、熱もどんどんつくられます!
継続的に筋トレを行う
熱を生み出す源である筋肉を筋トレで増やすことが、体を温める近道です。また、基礎代謝量のアップにもつながります。一般的には、筋肉を1㎏増やすと、一日の消費カロリーが15~50kcalほどアップするといわれています。
唐辛子をとる
唐辛子の辛味成分、カプサイシンは、体が熱をつくる(体熱産生)量を増やす作用があります。
おいしく食べる
食事を楽しい雰囲気のなかで食べると、視覚、味覚、嗅覚が刺激されて代謝を活発にする作用をもつ神経ホルモン(ノルアドレナリン)の濃度が上昇し、エネルギー代謝が高まります。また、交感神経も活性化して熱をつくる力もアップします。
温かい食事をとる
温かい食事を摂ることを心がけましょう。温かい食事は一時的ではありますが、体温を上昇させ、血流を改善してくれます。冬に限らず、冷たいものばかり食べると、血行が滞り、熱を全身にめぐらせる力が低下してしまいます。
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出典:『フルマラソン完全攻略法』
監修:伊藤重範(医療法人三九会 三九郎病院 循環器内科専門医 医学博士)
ライター:楠田圭子
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