心身への効果大!朝ヨガを毎日のルーティンにするとこんなにいいことが!
YOLO 編集部
- 2024年03月17日
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朝ヨガは心身に好影響
皆さんは、朝活って何か行っていますか?
今までの日常にないことを、朝の決まりごととして取り入れてみる。それぞれが持っている時間は24時間と決まっていますが、朝の時間を上手に活用することで、心身にとてもいい影響が得られるようです。中でもオススメの一つがヨガをすることです。
ヨガと言えばポーズ、そして瞑想
ヨガとひと口に言うと、皆さんの多くはポーズを取ることをイメージするのではないでしょうか。ヨガがたくさんの人に受け入れられ、人気があるのも、このポーズがあるからですね。ストレッチ要素が高いことが知られていますが、実はポーズの中にはしっかりと筋力をつけ、体力を養っていくものもたくさんあり、これらすべてを行うことがヨガの醍醐味。生命力を高める、というのがヨガの効能なのです。
一方でヨガは瞑想でもあります。そう、静かに座り目をつむって、落ち着いた時間を過ごすこと。瞑想にもさまざまなタイプがありますが、主には以下の3つ。
1.目の前のものに集中していき同化させていく
2.「今ココ」にいることにフォーカスして思考をあちこちに動かさないようにする
3.何も考えないようにして頭の中を空っぽにしていく
朝ヨガには、ポーズも瞑想もどちらも取り入れられたら素晴らしいと思いますが、もちろんどちらか、自分が積極的に続けられるほうだけでかまいません。ぜひ取り入れてはいかがでしょうか?
朝活になぜヨガがいいの?
では、朝活にあえてヨガがいい理由は何でしょうか?ここでは、その理由を考えてみましょう。
1:ルーティンができることで健康管理
これはヨガに限ったことではありませんが、朝少し早起きをして、決まった時間に行うことに、まず好影響があります。早起きをするためには寝る時間も繰り上げる必要があるでしょう。
ちなみに睡眠は体にとって第一といっていいほど大切なもの。そのため朝活をするために睡眠を削るというのは、絶対にしてはいけないことです。睡眠時間を確保して上で、その他の時間のやりくりをするのがルール。これはトレーニングやジョギングの場合でも同じです。
また、いつも同じ時間に同じような運動をすることは、体調管理にはとても有効です。同じことをしていると、異なったものが割り込んできた時にはわかりやすくなるということ。だから、朝活動を始める時にルーティンが決まっているのは、健康管理にとても役立つのです。
2:かたまっている体を寝たままゆっくりほぐして活力を注入
ヨガは、さまざまなポーズがあるため、寝起きでかたまった体を起こすのに適切なポーズを選びやすいのです。特に、いきなり強度の高い運動をするよりも、ヨガの柔らかい動きから始めるほうが、体が目覚めやすくケガの予防にもなります。いきなり遠投するのではなく、軽いキャッチボールから肩慣らしをするようなものです。
また、ゆっくりと丁寧に、体の隅々まで伸ばしていくことは、自分の体との対話の時間としてもうってつけです。昨日の朝とどう違うか?違和感はないか?ハリや不安な場所は?睡眠状態はどうだったか…など、自分の体のところどころを感じていきましょう。それに対してどんな気持ちがついてくるかまで感じていくことができたら、それはもう瞑想とも言えるものです。
そうして、体を徐々に目覚めさせていき、少しずつ動きの強度を上げていくことは、今日一日の活力エネルギーを注入していることに!
3:深呼吸をすることで免疫力が上がる
体を目覚めさせるように徐々に動いていき、少しずつ動きを増やしたり、強度を上げていくことで、体全体に熱を持たせるのがヨガのポーズの得意なこと。そして、ヨガのポーズにつきものなのが、呼吸です。
呼吸は自律神経を調整し、体の巡りを整える役割をしています。それによって体に熱を回し、全体の代謝を上げ、さらに免疫力をアップします。免疫とは、体に異物が巡らないようにする防御システム。これは体温が低いと働きが鈍くなり、36度程度の平熱であれば正常に機能すると言われています。ちなみに、調子が悪い時体温が上がるのは、免疫システムが、体に入り込んだ異物と戦う時に熱を産生するためです。
ヨガは呼吸に合わせて動くもの。呼吸を意識的に規則的に行っていくことが理想です。呼吸を意識的にすると、それだけで体温は上がっていきますが、動くことでさらに体に熱を作り出し、それを呼吸で回すので、免疫にはとても力強い味方となるのです。
だからヨガを毎朝行うのは、免疫力を上げている=体を強くしているということになります。
4:セロトニンを浴びることで元気とハッピーが得られる
朝ヨガの魅力は、朝の太陽光を浴び、リズム運動である呼吸を意識的に行うことの両方が合わさっていることにもあります。太陽光はセロトニンの産生を促すと言われています。セロトニンとは俗に「ハッピーホルモン」と言われるように、適度に働くことで、気持ちが明るくなって元気になり、とてもはハッピーな気持ちになれると言われています。
セロトニンは主に腸、そして脳で作り出されます。ヨガによって腸を刺激して動かし、太陽の光を浴びれば、それはもうセロトニンのために行っているかのような効果が得られるのです。
人は思考の動物です。思考は過去に飛ぶと過ぎ去った感情を引っ張り出してきて、怒りや嫉妬、後悔などとつながり、自分をさいなみがちです。未来へ飛ぶと起こっていないことを想像(妄想)して不安になったり、勝手に怒りの感情を持ったり、誤解したりと、これもまた解決しようがない状況を作り振り回されてしまいがちです。そこで、前述のように瞑想などで「今ココ」にとどまるように練習するのがオススメですが、そこにセロトニン効果が加われば、毎日が楽しくなっていくでしょう。
朝活に加えたいのがヨガで行う腸活
朝活を行う時に、ぜひ一緒に行ってほしいのが腸活です。腸は前述のようにハッピーホルモンであるセロトニンの多くを産生しているし、便秘や下痢が続く体はどこか不調がある証拠です。お腹が不調だと元気が出ないですよね。
そこで腸活です。ヨガで行うなら、ぜひねじりのポーズを加えましょう。この時、背筋を軽く伸ばしておくのがポイント。背中が丸まったままねじっても、腸へ刺激を与えることはできません。息を吸いながら伸び上がるように背筋を引き上げ、息を吐きながら、下腹よりゆっくりと背骨一つずつを動かしていくようなイメージで、体をねじっていきます。息を吐いて、お腹を絞り上げるような感じです。
そうして息を吐ききったら、腸もかなりねじれているはず。これを左右とも行うことで、かなりの腸活となるでしょう。ヨガは食事をする前に行うのが基本なので、空っぽの腸内にかなりの効き目です。
ヨガを行った後の朝食は何でもおいしく感じられますが、バランスよく食べるのが大事。特にしっかりとタンパク質を摂ってください。中でもセロトニンの産生を促すと言われている栄養素であるトリプトファンは、大豆の中に豊富に含まれています。豆腐や味噌、納豆などを朝食に取り入れることがオススメです。他には乳製品、肉、魚などにも。それらをメニューに入れて考えれば、ヨガの効果も十分に得られるでしょう。
毎朝ルーティンを作ることは、健康の第一歩です。子どものころラジオ体操に通ったように、大人になったらヨガを行うようにシフトしていきませんか?
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