将来の認知症予防に【運動】を!若さの秘訣は【脳】にあった!!
YOLO 編集部
- 2024年09月03日
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高齢者に多い病気だけど、その予防は今から
脳に障害が起き、記憶や判断などの認知機能がうまく作動しなくなった状態をいう「認知症」。2025年には65歳以上の5人にひとりがなると言われる、この病気の原因や対策についてみていきましょう。
まずは認知症について知ること、そしてその予防を心掛けることで、いつまでもアクティブに自分らしく暮らすことができます。
糖尿病になるとリスクが2倍!?
認知症にはいくつか種類があり、日本では患者の約6割をアルツハイマー型認知症、約2割をレビー小体型認知症が占めていて、どちらも脳細胞が死滅することをきっかけに症状が現れます。
アルツハイマー型認知症は脳細胞が死滅し脳が委縮することで物忘れが増え、やがて記憶障がいが起こり、そして身の回りの生活も不自由になってしまうことが特徴です。
このアルツハイマー型認知症の原因とされることのひとつに「生活習慣病」があります。これには糖尿病や肥満、脂質異常症、脳卒中などがありますが、なかでも糖尿病になるとアルツハイマー型認知症のリスクが約2倍になると言われています。なぜなら糖尿病によって減少するインスリン分解酵素には、脳の神経細胞を壊すアミロイドβを分解する力があり、糖尿病によって神経細胞を守れなくなってしまうためです。
大切なのは食事の改善と適度な運動や睡眠
もちろん糖尿病だけでなく、高血圧やコレステロール値の高さもアルツハイマー型認知症の原因になるほか、脳卒中は脳血管性認知症の原因になります。つまり、生活習慣の改善が認知症予防に最善といえるでしょう。
そのために私たちができることは、食事の改善やストレスの緩和、適度な運動や睡眠があります。毎日だらだらと運動もせず、寝転がってばかりいると、生活習慣病のリスクが高まり、その結果、認知症になる可能性も高まってしまいます。そこで、ライフスタイルの中に意識的に運動を取り入れていきましょう。
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出典:『老けない脳と体をつくるスクワット』
監修:西川佳克
ライター:YOLO編集部
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