美しい海と空の波照間島へ!絶対見るべきスポットや島料理のおすすめ
トリコガイドシリーズ 編集部
- 2017年03月25日
日本最南端の有人島、波照間島の訪ねたいスポットと、ここでしか食べられないグルメをご紹介。空と海の青が美しいこの島は、面積約12.77平方キロメートル、外周は約14.8kmとそう広くありません。せっかく行くなら、すべて押さえておきましょう。
Index
刻一刻と変わる美しい海の色「ニシ浜」
日によって見え方が変わり、「波照間ブルー」と呼ばれるぐらいの青さ。空と海との境界線がわからないほどきれいなビーチ。シュノーケリングやダイビングもでき、海の色がちょうど変わる境目(ドロップオフ手前)から眺めるサンゴは絶景中の絶景。水平線に沈む夕日を眺めるのもおすすめだ。シャワーや休憩用の東屋もある。
琉球王朝の歴史的遺構「コート盛(こーともり)」
海上を見張るために、珊瑚石を積み上げてつくられた火番所の遺構。高さは3.9mほどあり、琉球王朝時代には舟の通行を監視し、のろしを上げて島の外に状況を伝えていた。竹富島の「クースクムイ」、黒島の「プズマリ」なども同様の施設。往事は日本船、琉球船、中国船だけでなく、台湾やフィリピンなどの船も往来していた。
海に向かってまっすぐに伸びる「サトウキビ畑」
まっすぐに伸びる一本道の先に見える海を目指し、風を切って緑の中を駆け抜ける爽快感。サトウキビ畑ならではのこの光景は、都会では味わえない貴重な体験。太陽の光でぐんぐん伸びるサトウキビ。ちなみに、サトウキビを原料にした製糖業は島を支える重要な産業。この美しい畑を守りたい人は、お土産に波照間島黒糖を買って帰ろう。
荒波が険しくしぶきを上げる「高那崎(たかなざき)」
波照間島の南東に位置する高那崎は琉球石灰岩が侵食してできた岬で、切り立った岸壁が約1kmにわたって続く海岸線は圧巻のひと言。白波とコバルトブルーのグラデーションは美しいが、ここが最果てといわんばかりに荒波を打ちつけるさまには思わず足がすくんでしまう。琉球石灰岩が浸食された地形は歩きにくく、怪我の恐れもある。履物には注意しよう。
昼は展望台、夜は星空観測地「底名(そこな)溜池展望台」
海の見える畑の中、農業用のため池の横にポツリと建つ台形の展望台。街灯もなく、眼前は海だけなので夜になると真っ暗に。一周道路から外れて海岸方向に少し入った場所にあるため、夜に行く場合は前もって道を確認しておいたほうがいい。やや北西に行ったところには、島の方がこっそり教えてくれた隠れ絶景スポット「サンゴの浜」もある。
フィリピンまで広がる大海原「日本最南端の碑」
復帰前に島を訪れた旅行者が建て、手書きで「日本最南端之碑」の文字が刻まれている。断崖絶壁に立ち、有人の地としては日本最南端となるスポット。東京からの距離は約2,000kmにもなり、以南はフィリピンに至るまで島や遮蔽物もない。なお、ここから湾岸線に沿って西に行くとプライベートビーチのような趣の「ペムチ浜」がある。
南国食堂の洗練された島料理「あやふふぁみ」
ゆったりとした時間が流れるカフェのような食堂。島素材の力強い味わいを堪能できる料理が揃い、お腹がすいたときにはもってこい。もちろん、散策途中の休憩にも使える。冴えわたる青空に映える白い壁が目印だ。自家製の干物もおすすめ。
【DATA】
住所:八重山郡竹富町字波照間475
電話:0980-85-8187
営業時間:11時30分〜15時(不定休)
船を待つ間にお土産を買うなら「あがでぐに」
旅客ターミナルの中にある売店。定番土産のほか、マーヌやカヤでつくった民芸品、おばぁの手作り民具、おじぃ手づくりのアダン葉ぞうりも販売。泡波はミニボトルを販売しており、茶色のビンと透明のビン2種類がある。
【DATA】
住所:八重山郡竹富町字波照間6523 波照間旅客ターミナル内
電話:080-8374-1956
営業時間:9〜17時(船が欠航の場合休)
幻の泡盛と島ごはんを堪能「あがん」
八重山近海で捕れた新鮮な魚や波照間の島豆腐として知られる新城豆腐、島野菜、手づくり黒蜜などを使ったメニューを豊富に用意するお店。泡盛の「泡波」で蒸し上げた、アサリの泡波酒蒸し(¥750)もとても美味しい。
【DATA】
住所:八重山郡竹富町波照間148
電話:0980-85-8088
営業時間:18〜23時30分 ※22時L.O.、ドリンク23時L.O.(月曜定休)
※この情報は2017年3月現在のものです。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。
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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。
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