生理中の不快な症状を食事で改善。見直したい食生活の知っておくべき4項目とは
YOLO 編集部
- 2022年03月18日
生理前からあらわれる身体の不調、もしかしたら食事を見直せば軽減できるかもしれません。今回は、生理に関係する食生活について、知っておきたい重要な4項目をまとめました。
Index
鉄分不足に注意!
生理中、体内の鉄分はどんどん排出されてしまいます。鉄分が不足すると、頭痛・生理痛、手足の冷え、疲労、PMS、無排卵月経、めまい、抜け毛、アゴにきび、動悸・息切れ、うつ、集中力低下などを招きます。こうした不調を防ぐためには、ヘム鉄を含む以下の食材がおすすめです。
□ 牛の赤身
□ レバー
□ マグロ
□ カツオ
ヘム鉄、非ヘム鉄についてなど詳細はこちらから:
生理太りを解消する食べ物
生理周期とともに体重が増減する、という経験をしたことがある人、そういうものだとあきらめていませんか?生理太りは生理中の食事で防ぐことができます。そのポイントは3つ。これらを意識した食事で生理中の体重増を防ぎましょう。
1.塩分控えめ、カリウムを強化
これはむくみを溜めないポイントです。むくみを誘発する塩分は控えめに。カリウムは生野菜や果物から摂ることができます。
2.体を温め、巡りをよくする
生理中はホルモンバランスの影響で体が冷えやすくなっています。熱を生むためには十分なタンパク質、末梢血管を広げるビタミンE、血液サラサラ作用のある抗酸化成分を摂りましょう。
3.ビタミンB群を強化して代謝UP
代謝が落ちると身体が冷えやすくなったり、太りやすくなります。代謝をあげるためにビタミンB群を摂りましょう。具体的には、豚肉や枝豆、うなぎ、ぬか漬け、レバーや納豆、卵、アボカドや赤ピーマン、マグロやカツオ、鶏胸肉、きのこ類が狙い目です。
詳細はこちらから:
生理中に摂らない方がよい食べ物
つらいPMSやわずらわしい生理期間中を快適に過ごすためには、摂らない方がよい食べ物もあります。
それは、甘いもの、冷たいもの、カフェインやアルコールです。喫煙もよくありません。とにかく冷やしてしまうとよくないので要注意です。
生理中の冷えを解消するためには血行をよくすること。血をつくるレバーや赤身の肉、イワシなど、また、ビタミンEを含むカボチャ、うなぎ、アボカドなどを意識して摂りましょう。
PMSをやわらげる食材など詳細はこちらから:
生理痛をひどくしている食生活
実は普段の食事が、生理時の腹痛や腰痛に影響をしています。痛みの要因は子宮を収縮させるプロスタグランジンという物質。この物質は子宮内膜が分厚くなっているとそれを除去するために大量に出されます。
子宮内膜を厚くしているのはトランス脂肪酸やサラダ油などオメガ6の油で、これらはポテトチップスやマヨネーズなどに含まれています。
生理痛や腰痛に悩まされている場合は、一度食生活を見直して、オメガ3の油とバランスのいい食事を心がけてみましょう。
詳細はこちらから:
様々な要因であらわれる生理中の身体の不調。体質だけではなく食生活が影響している場面もあります。体のサイクルに食事を合わせるなど生理中の食事に気をつけつつ、PMSや生理とうまく付き合っていけたらいいですね。
- Brand :
- YOLO
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。