イライラ、不眠、精神の不安定…心の不調を解消【kumakoの美容薬膳】
YOLO 編集部
- 2019年05月24日
イタリアンで薬膳
5月も半ばをすぎ、しっかり春の空気が定着してきた近ごろ。気温も上昇してくると同時に、体内も高まってきます。いきなり温度が上昇してくると、イライラ、不眠、精神が不安定になる、などの症状が起こりやすくなります。春は、気持ちをゆったり、ノビノビさせながらすごすのがオススメです。
血を補ってくれるものを多く取りながら、デトックス作用のある食材を選んで、体内の余分な熱やエネルギーを除き、体の内側から心穏やかに過ごせるようにサポートしてもらいましょう。
今回はイタリアンで薬膳をしていきます。
薬膳は精進料理みたいなものとか、苦いとか、そんなイメージを持たれがちですが、まったくそんなことはなく、イタリアンでも目的と効能があれば、薬膳になるんですよ!
【今回使う食材の効能】
白身魚(タラ)
●血を補う
●気(エネルギー)を補う
●体液を補う
アサリ
●血を補う
●体内の熱を取る
●体液を補う
●安眠作用
ミニトマト
●血を冷ます
●体内の熱を取る
●気(エネルギー)が上がりすぎる上昇を防ぐ
●イライラ防止
オリーブ
●デトックス作用
●ノドの炎症を抑える
【タラとアサリのアクアパッツァ】
(2人分)
■材料
タラ・・・2切れ(塩胡椒で下味をつけておく)
アサリ・・・100g(塩抜きしておく)
ミニトマト・・・8粒
オリーブ・・・8粒
ニンニク・・・1片(軽くたたいでつぶしておく)
白ワイン・・・100cc
水・・・200cc
オリーブオイル・・・少々
塩・・・ひとつまみ
■作り方
①フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火で炒める。オイルに香りをつけたらニンニクを一度取り出して、タラを皮目から焼く。
②両面焼きめがついたら、①のニンニクとアサリ、塩を入れ、白ワインを加える。アサリが少し開いてきたら、ミニトマト、オリーブ、水を加えて、強火でひと煮立ちさせる。
③煮立ったら、中火にして7〜10分ほど火にかけて、水分がほどよくなったら完成!(煮詰めると味が濃くなるので、最初に塩を入れすぎないように!)
魚介と多めの白ワインが合いまって、たっぷり煮込んで出た出汁とピッタリ。パセリ、タイム、バジル、ローズマリーなどお好みのハーブを入れてもおいしいですよ。
アクアパッツァは簡単に作れるのに見栄えもして、おもてなし料理にも使えるのがいいですよね。
春におススメのアクアパッツァ。ぜひ作ってみて下さいね!
【kumakoの】美容薬膳】
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ライター&レシピ
熊澤枝里子/kumako
レプロエンタテインメント所属。モデル/ピラティスティーチャー/美容薬膳家。18歳の時に雑誌『CanCam』の専属モデルとしてキャリアをスタートさせる。旅番組『旅サラダ』の旅サラダガールとしてレポーターや、CM、舞台など多数出演。モデル業の傍ら、ピラティスインストラクター資格(マシン/マット)と薬膳の資格「国際中医薬膳師」を取得。「よく寝て、よく食べ、よく動く」をモットーに「身体の中と外から健康的に美しく」を心がけている。
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