背中の痛みやダルさに効く!手足のツボ押し紹介
YOLO 編集部
- 2024年01月11日
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反射区をマッサージして疲労回復
若い頃には感じなかった、背中のダルさや重さ。これは単純な筋肉疲労からくるものと、内臓疾患からくるものに大別されます。筋肉痛のような鈍い痛み、張りなどの違和感は筋肉疲労。背中の真ん中から腰周辺のだるさ、または左右どちらかに痛みがある場合は内臓疾患が疑われます。筋肉疲労は姿勢の悪さ、内臓疾患は食生活などが影響を与えています。
心肺機能活性化と血流促進で疲労改善
背中の反射区はふたつ。
背中の左側が左手だと手の甲の人差し指の下、右側が薬指の下。ここを親指と人差し指でつまむように刺激することで血流を促進させ、疲労を改善させます。また、手のひら側の中指の第二関節の下にある心臓・肺の反射区を親指で押すか、つまむことで、心肺機能を活性化させ、全身の血流もあわせて促すことが背中の筋肉疲労改善につながります。
【背中(左)の反射区】
【背中(右)の反射区】
【心臓・肺の反射区】
足の裏には内臓疾患を改善させる反射区が多数!
暴飲暴食からだけでなく、日常のストレスも内蔵の疲れにつながります。ストレス性の胃痛には、頭(脳)の反射区である足の親指の先をほぐすことで緊張を取り除きましょう。また、土踏まずのやや上の胃の反射区をじっくり押すことで、胃の機能を活性化させ、胃もたれなどによる背中の不快感を払拭させます。
内臓につながる反射区が多いのが足裏の特徴です。右足裏の指の付け根の下が肺と肝臓、左足の同じ場所が肺と心臓の反射区です。両手の親指でしごくように押してマッサージを行いましょう。左右で反射区が異なるので両脚行いましょう。
また、姿勢に関係する胸椎の反射区が親指側の側面にあります。ここも親指と人差し指でつまむようにゆっくりとほぐしていきましょう。
【頭の反射区】
【胃の反射区】
【肺・肝臓・心臓の反射区】
【胸椎の反射区】
※紹介しているマッサージは、肩コリや腰痛、脚の疲れなどの不快な症状を改善することを目的としていますが、これらはあくまで医療行為ではなく、補助的な手段となります。実施する際、ひどい痛みや体調不良を感じた場合はすぐに中止してください。
※また、マッサージやストレッチの効果については、個人差があることを予めご了承ください。
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- Credit :
- 出典:『超かんたん! マッサージ』(枻出版社)
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