体を温める生姜の摂り方にはコツがある！？

隠れ冷え女子が増加中

寒い季節。冷えが気になる女性は多いと思います。

ところで、どうして冷えを改善したほうがいいのでしょうか？

まずは免疫力のため。体温が1度下がると免疫力は30%も下がってしまうと言われています。続いて、冷えると血流が悪くなってむくんだり、体調が悪くなることも。そして冷えて基礎体温が下がると、痩せにくくダイエットの妨げにもなるからなのです。

そこで、冷え対策によく登場するのが「生姜」です。意識して食べるようにしている人も多いのでは？でも、体の中心の冷えには効かないかもしれません！？

手足の冷え対策が深部体温を下げる？

生の生姜を食べると手足の先は温まりますが、実は深部体温はやや下がります。

生の生姜にはジンゲロールという辛味成分が含まれており、このジンゲロールは血液の中を流れ、手や足先の血管を広げる作用があります。そのため、手足はポカポカしてくるのですが、深部にある熱を末端に送り出すので、深部体温がやや下がってしまうのです！

冷え対策をして手足は温めてはいるけれど、実は体の中心が冷えている「隠れ冷え女子」。あなたもなってしまっていませんか？

深部体温の冷えには「ショウガオール」の理由

では、手足は冷たくないけれどお腹を触ると冷たい、というような人はどうしたらいいのでしょうか？答えは「乾燥・発酵した生姜を取る」です。

生姜を乾燥・発酵するとジンゲロールの一部が「ショウガオール」という成分に変わります。このショウガオールは深部の熱を作り出す働きがあります。そして、乾燥・発酵した生姜には、ショウガオールとジンゲロールが含まれるため、両方の働きで全身を温めることができるようになるのです。お手軽な摂取方法はサプリメント。

生姜の力をうまく取り入れて、ぽかぽかの冬を過ごしましょう！