毎日のお風呂タイムにおすすめ！ダイエット効果大のマッサージ３つ

皆さんは、毎日バスタブにつかってお風呂タイムを過ごしていますか？
「毎日忙しくてシャワーですましている」
「体が冷えているのか、太った気がする」
こんな方におすすめなのが、お風呂タイムのマッサージ。湯船につかることで体がぽかぽか温まり、マッサージに最適な環境になります。今までシャワーですませていた人にもおすすめです。この記事では、お風呂タイムに簡単な、ダイエット効果が期待できるマッサージを紹介します。湯船につかって疲れをとりながら、体を軽くするための習慣を身に付けましょう。

お風呂タイムにマッサージがおすすめの理由

お風呂タイムのマッサージには、どのような効果があるのでしょうか？

以下の3つが考えられます。

• 体が温まって血行促進
• 摩擦が少ない
• お風呂につかりながらできる

シャワーだけでは、十分に体が温まりません。そこで湯船につかってマッサージをしてみませんか？お湯による水圧のおかげで、老廃物や余分な水分が流れやすくなることもメリットです。お湯につかりながら行うので、摩擦が少なく肌に強い刺激を与え過ぎずにマッサージができます。お風呂タイムのマッサージは、湯船につかることで疲れもとれるのでおすすめです。また、時間を有効に使えるのもいいですね。

ダイエット効果が期待できるマッサージ

まずは脚を温めマッサージ

1. 湯船につかりながら足首を回します
2. 足先からふくらはぎを通って太ももの付け根まで、下から上にリンパを流すイメージでマッサージ
3. ふくらはぎをねじりましょう

マッサージする際に、太ももの付け根にある股関節あたりのリンパを刺激するのもおすすめです。気になるセルライトの部分は重点的に。手だけではなく、マッサージグッズを使って圧をかけながらおこなうのもいいですね。

入浴中だからできるおなかもみもみ

1. 手のひらで、おなかに大きく「の」を書くイメージでマッサージします
2. 左の下腹あたりを指で強めに刺激します
3. おなかの脂肪をもみもみしましょう

おなかのマッサージは、便秘に効果的です。腸が「の」の字に位置しているので、腸を揉むイメージでマッサージしましょう。また左の下腹部あたりが硬ければ、便がたまっている合図。強めに刺激して、下腹をスッキリさせましょう。

お風呂のスチーム効果で顔もすっきり

1. 人差し指で顔のツボを刺激

顔の筋肉は、実は毎日使われていることをご存じですか？湯船につかりながら、顔のコリをほぐすスチーム効果を生かしたマッサージをおこないましょう。

今回はタイ古式マッサージをベースとした顔のツボを紹介します。眉間のツボは、目の疲れにも効くのでパソコンを毎日使用する人に効果的です。またお話をよくする人は、ほっぺのあたりのツボを押すと気持ちいいですよ。それぞれのツボを、湯船につかりながら人差し指で刺激しましょう。

のぼせ厳禁！お風呂タイムマッサージの注意点！

お風呂タイムのマッサージは心地よく、いつの間にか時間が経ってしまいます。しかし、のぼせてしまうとフラフラしてしまうことも。お風呂タイムマッサージの注意点をおさえておきましょう。

水分補給する

入浴前、入浴中、入浴後の3回のタイミングで水分補給しましょう。入浴中は汗もでるので脱水症状にならないように注意してください。冷たい水だとせっかく温まった体が冷えてしまうので、常温の水がおすすめです。

熱すぎるお湯はNG

熱すぎるお湯は、のぼせてしまう原因に。健康的な入浴の温度として39℃〜40℃が推奨されています（*1）。また、熱すぎる温度のお湯は、肌の刺激になってしまうのでマッサージには向きません。

時間をきちんと確認

あまり長時間の入浴は、のぼせてしまうので注意してください。10〜15分程度（*2）がおすすめです。また、食事の直後や運動した直後の入浴は控えるようにしましょう。

*１参考： https://doi.org/10.11477/mf.1414903089
*２参考：https://www.rinnai.co.jp/releases/2019/1101/images2/releases20191101.pdf

入浴を習慣にして毎日マッサージ！

ダイエット効果が期待できるマッサージを紹介しました。毎日のお風呂タイムにおすすめです。1回きりだけでなく、毎日継続しましょう。お風呂につかりながらのマッサージを毎日の習慣にすることで、体も温まり疲労回復にもつながるので一石二鳥ですね。ただし、長時間の入浴や熱すぎるお湯、脱水症状には注意してください。お風呂タイムのマッサージを習慣化させて、すっきりボディを手に入れましょう。

教えてくれたのは

森本夏子

Webライター、Webディレクター、薬剤師、タイ古式マッサージセラピスト（タイ厚生労働省認定）
武庫川女子大学薬学部薬科学専攻修士課程修了。日本やシンガポールで薬剤師として従事、 国際医療ボランティアとしてインドやアフリカで活動。現在はタイの孤児院へ訪問し、少数民族の村でのボランティア活動をおこなっている。