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花粉症を体質から改善しよう!花粉症に効く漢方薬を医師が解説

花粉症というと春特有の症状のイメージがあるかもしれません。でも実は、花粉症に悩む人は秋にも多いんです。ムズムズして、何も集中できない!鼻をかんでばかりで、鼻の周りはいつもただれ気味。せっかくお化粧を頑張っても涙と鼻水で顔中がぐちゃぐちゃ……なんて悲しいですよね。

そんな辛い症状を改善するため、精神科医・漢方医の木村好珠先生に秋の花粉症への対処法を聞いてみました。しっかり対策して快適な秋を過ごしましょう。

秋の花粉症ってどんな症状?

秋の花粉も、春と同じようにくしゃみや鼻水といったアレルギー症状を引き起こします。秋花粉の代表格であるブタクサは市街地に多く生息していることから、ご自分が秋の花粉症であることに気がつかないまま花粉を吸い込んでしまい、アレルギー症状が出てしまうことも多くあります。

「外に出ると鼻がやけにムズムズするな」「なんだか目がかゆいな」と思ったら、秋花粉を疑ってみる必要があるかもしれません。

秋の花粉症の改善方法

秋の花粉症を乗り越えるために、知っておくべきポイントを3つご紹介します。

花粉症用マスクの正しい選び方

残念ながらどのマスクでも完全に花粉の侵入を防ぐことはできません。ですが、少しでも花粉の侵入を減らすため、マスクを選ぶ際は隙間なく顔にフィットしているかどうかを重要視して選びましょう。

様々な種類のマスクが販売されていますが、以下の特徴を参考にしてください。

・ガーゼマスク

洗って繰り返し使えることがメリットです。ただ、立体的ではないためどうしても隙間が多くなりがちです。

・不繊布マスクや立体マスク

顔の凹凸に合わせて作られているので、隙間ができにくくフィットしやすいのがメリットです。また、フィルター(花粉の通りにくさ)が改良されているものも多いため、花粉症の方には適しています。サイズも色々選べるので、自分の顔に合ったものをチョイスできます。

ドラッグストアで買えるおすすめの薬

以前は医師の処方でしか手に入らなかった処方薬が、ドラッグストアで気軽に手に入るようになっています。「アレジオン」や「アレグラ」などは私もよく処方するお薬でオススメです。

それでもなかなか効かないという方は、病院を受診し、もう少し強い薬や、ステロイドの点鼻薬・点眼薬を処方してもらう必要があるでしょう。

漢方薬で体質から改善

花粉症は辛いけれど、抗アレルギー薬を飲むと、どうしても日中に眠気が出て仕事にならない、というお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃると思います。症状を抑えるために薬を飲んでいるのに、結局ボーッとしてしまい仕事の効率が落ちてしまう……なんて本末転倒ですよね。特に、アレルギー薬を飲んだ後の車の運転はオススメできません。

一方漢方は、眠気を誘う成分が入っていないので、眠気を心配する方にも安心です。また、症状を止める、というよりも体質そのものにアプローチしていくのが漢方の魅力です。近年は漢方を扱うドラッグストアも増えたので、気軽に手に入るのも嬉しいポイントですね。

漢方薬は、自然にある植物や鉱物などの生薬を組み合わせて作られており、一般的に、西洋薬よりも副作用が少ないと言われております。また、辛い症状を和らげるための対症療法ではなく、体質の改善に働きかけることで根本的な解決を目指すものですので、同じ不調を繰り返したくない、という方におすすめです。

秋の花粉症に悩む女性におすすめの漢方薬3つ

①小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

アレルギーと言ったら、まずこの漢方!という代表的な漢方です。構成生薬の中の芍薬(しゃくやく)がアレルギーの炎症に作用します。また、小青竜湯は余分な水を排泄してくれて、滞っている気(生命エネルギー)の流れを良くする作用があります。サラサラした水っぽい鼻水におすすめの漢方です。

②葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

小青竜湯が水っぽい鼻水に適しているのに対し、どちらかというと、粘り気のある、あるいは鼻が詰まる、という方にはこの漢方がおすすめです。風邪を引くと、いつも鼻が詰まる、という方は常備しておくと良いかもしれません。

③十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

ニキビや湿疹にも処方する漢方ですが、花粉症にも有効です。炎症に作用する“柴胡(さいこ)”や血行をよくする“川芎(せんきゅう)”などが配合されています。花粉症以外にも、アレルギーが出やすい、という方にはおすすめの漢方です。

漢方薬で花粉症の改善を目指すときの注意点

花粉症体質の改善を目指すための漢方について解説して参りましたが、漢方薬を飲む際には注意点もあります。それは、自分の体質に合ったものを選ぶ事が非常に重要であるという点です。体質に合っていない場合は、効果が出ないだけでなく、副作用がおきることもあるためです。購入時には、できる限り漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談ください。

不調を改善したい、副作用が心配、とお悩みの方におすすめなのが、スマホで気軽に専門家に個別相談できる「あんしん漢方」です。医薬品の漢方が「お手頃価格で」「効果高く」「自宅に届く」という特徴があります。AI(人工知能)を活用しており、相談は無料です。

あんしん漢方

花粉症を体質から改善して快適に過ごしましょう

秋は女性にとってファッションも幅広く楽しめる季節!なのに、花粉症で顔中グズグズ、ティッシュが手放せない、なんて辛いですよね。

花粉症には薬だけでなく、漢方薬も効果的なのだとか!みなさんも自分に合った改善法を、ぜひ試してみてください。いつもの生活に少し工夫を足して、快適な秋を過ごしましょう!

 

<監修者>

渋谷金王坂クリニック非常勤医、一般社団法人国際統合治療協会理事。
医学部在学中より東洋医学を学び、精神科と東洋医学科が充実している慶應大学病院での勤務を経て、西洋薬の即効性等と漢方薬の根本的な治療をバランスよく使い分ける事を信条とする。
渋谷の漢方内科で非常勤医として勤務する傍ら、テレビや雑誌、インターネットテレビ、Webメディアなどで、精神疾患、心理学、生活習慣病など様々なテーマを精神科医・漢方医の立場で解説も行う。
木村好珠のオンライン診療
木村好珠監修あんしん漢方

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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